先日、ライブ絵本の新メンバー募集をしたところ、活動の内容を知る友人知人たちから、早速紹介をいただきました。
本日すぐに会ってくれたピアニストさんは、ライブ絵本WEBサイトやPVを観て、興味を持ってくれたようです。
そのピアニストは、なんと東京藝大音楽学部の大学院生さん。
紹介者から、めまいがしそうなプロフィールが送られただけでなく、人柄が素晴らしいと太鼓判を押されてお会いさせていただきました。
まずお話して感じたことは、ライブ絵本にとても興味を持ってくれているということ。
ライブ絵本の新しい表現やチャレンジ、そして『全国の親子へキラキラを届ける』というミッションに、こんなに若い人でも魅力を感じてくれることがとても嬉しかったです。
彼女の社会貢献的な夢を聞き、共感した僕はつい「あなたがピアニストでなかったとしても、ライブ絵本に誘いたい」と軟派な言葉を発してしまうほど。
そのくらいピュアで、まっすぐな想いを持つ方でした。
だって、プレイヤーなのに話の主語は、常に受け取る側のことばかり考えているんだもの。
まさに僕が、ライブ絵本メンバーに求めているスタンスをお持ちの方でした。
プレイヤーによくある「私の音楽が〜」「私のつくった作品は〜」が、彼女の言葉からは一切出てこなかったんです。
ライブ絵本での主役は、『参加する子どもと、かつて子どもだった人たち』
僕が求めるポイントをビンゴしてくれた彼女ですが、これからの社会にとって必要な夢を語ってくれ、僕はそれを絶対に叶えて欲しいと心打たれました。
というわけで、いつかどこかでライブ絵本で奏でる彼女のピアノの波長を聴いてみたいという種は植えつつ、彼女の夢を陰ながら応援できればと思ったワケです。
今回、彼女との出会い発見したこと。
それは、ライブ絵本は子どもや保護者からだけでなく、若い方からも共感・賛同を得られるということでした。
たしかに、彼女を紹介してくれた方も20代のテノール歌手。彼は6月のライブ絵本文化ホール公演でコラボした際、「ホントに〜?(照れるなぁ…)」っていうくらい、ライブ絵本を絶賛してくれました。
実はこれまで、何人もの方に「ライブ絵本は、子供だけじゃなくて大人にも響くよ!むしろ大人が必要としているものでもあるよ」と言われてきました。
まだまだ未知数のライブ絵本を育てていくこと。そして、これからの出会いが楽しみで仕方がありません。
今日はまるで、ライブ絵本をスタートさせた12年前に戻ったような気持ち。
さて、ピアニストを探しはまだまだ続く――。