ルーミー
夕焼け小焼けのあかね空に光る一番星 出身
ろうそくの妖精・5人家族の長男
一番星には、
あかりを灯す神樹『ひかりの樹』があります。
その光は星中をあたたかく照らし、
妖精たちの毎日を見守っていました。
ところがある日、
ひかりの樹の灯りがひとつ、またひとつと消えはじめ、
星は真っ暗になってしまいました。
そこでルーミーは考えます。
「人間たちの心の光を、ちょこっと分けてもらえないかな?」
そうして、地球へと旅立ちました。
けれど地球では、光をなくしかけている人がたくさんいました。
ルーミーは、自分の光を分けながら、
みんなの心にキラキラを届けはじめます。
ある日、夢を見失い未来の光が消えかけていた
ひとりの青年と出会います。
ルーミーの灯したあかりは彼の心をあたため、
やがて彼は夢だった絵の道へと進みました。
その彼こそ、
いまルーミーや仲間たちと舞台に立つ
ライブ絵本作家の祐彩(ゆうせい)です。
いまルーミーは、ライブ絵本の世界で、
子どもたちと歌ったり遊んだりしながら、
たくさんの親子にキラキラを届けています。
ルーミーは、よくこんなことを言います。
「のこりの灯が消えるまで、きみは誰と一緒にいて、何を大切にしたい?」
もしあなたの光が揺らいだら
ルーミーたちのいるライブ絵本に遊びきてください。
ルーミーたちがあなたの心に「ぽっ」と
小さなあかりを灯してくれるはずです。