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引き寄せの道を曇らせる「3つの影」とは

引き寄せを邪魔する3つの影

夢を叶えたいと願い、毎日少しずつでも前に進もうとしているのに、どうも道がかすんでしまうような感覚になる。


「頑張っているのに、うまくいかない気がする」
そんな風に感じたことはないでしょうか。

まるで、大切な物語のクライマックスが近いのに、主人公の足元に影が差してきたような……。

今回は、そんな影に気づき、それを静かに手放していくためのヒントを、灯り絵アーティストでライブ絵本作家・祐彩(ゆうせい)の視点からお届けしてみたいと思います。

影1:「欲しすぎる気持ち」

子どもたちの物語にも、よく登場するキャラクターがいます。

欲しいものがたくさんあって、それを集めることに夢中になるうちに、本当に大切だったものを見失ってしまうような人物。

「もっと、もっと」と願う気持ち、いわゆる執着は、前に進む原動力になることもありますが、同時に「いま、ここ」にある幸せを曇らせてしまうこともあるのかもしれません。

もし、自分の中に「足りない」という気持ちばかりが広がっていると感じたら、それはこの影がそっと現れている合図かもしれません。

影2:「なぜ自分じゃないの?」という心の声

昔読んだおはなしの中に、他の子の持っているものばかりが気になって、自分が持っている宝物の輝きに気づけなかった子がいました。

「なんであの子ばかり?」
「どうして私じゃないの?」

そんな思いが積もると、心のなかにモヤモヤした気持ちが溜まり、せっかく咲きかけていた希望の芽が、影に隠れてしまうことがあります。

その気持ちが悪いわけではありません。誰にでも、ふっと湧いてくる感情です。


大切なのは、「あ、いま私の中にこの感情があるんだな」と気づくことかもしれません。

影3:「まわりに合わせるばかりの日々」

物語のなかで、最初は他の登場人物の言葉にばかり耳を傾けていた主人公が、旅の途中で少しずつ「自分の声」に耳をすませていく。

拙著『コロネのおしりはどっち?』もそうですが、このような成長のストーリーは、誰しも心に響くのではないでしょうか。

「本当はどうしたいのか?」
「これは、わたしの選んだ道なのか?」

その問いかけを忘れてしまうと、願いを叶える道はだんだんぼやけて見えてしまうことがあるかもしれません。

「まわりに合わせるのが普通だから」
「これが当たり前と言われているから」

そんな理由で選んだものが、自分の人生の主役にはならないことはよくあることです。

影に気づけば、光も見える

古今東西多くの物語のなかで、主人公は影に出会います。(ときには内側の影とも)


でも、その影の存在に気づいたとき、はじめて光の方向へと一歩を踏み出せるのです。

今回お話しした3つの影

・欲しすぎる気持ち
・「なんで私じゃないの?」という妬みや怒り
・まわりに流されてしまう心

これらは誰の中にも、そっと顔を出すことがある感情だと思います。


でも、その存在に気づき、少しずつ手放していくことで、本来のあなたの物語がより鮮やかに描かれていくはずです。

自分の感情を丁寧に見つめ、整えていくこと。


それはまさに、自分の人生(ものがたり)をデザインしていくということです。

ぜひあなた自身の物語を、あなたの手で描き続けてくださいね。

龍の絵・風水開運の願い絵『倶利伽羅龍王』
願い絵『倶利伽羅龍王』

本日お話した3つの影は仏教では「三毒」といわれています。

この三毒を剣で切り裂き火焔で焼き尽くしてくれる存在が、灯り絵で描いた『倶利伽羅龍王(不動明王)』です。

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