中学の頃から「作詞」と「心の絵日記」というものを日々書いていて、そこから、作品『絵ポエム』や『ライブ絵本』に姿を変えていくモノがあります。
僕は9年前に当時2才の長男といたくて、会社を辞め独立。毎日ずっと子どもといれる時間を手にすることができました。
そんな幸せな日々を過ごしている中、ひとりの時は感じ得なかったたくさんの感情が生まれました。そんな充実した毎日のはずなのに、幸せな時間はどんどん過ぎていく。
楽しい時間はどうしてあっという間に終わってしまうのだろう…。
そう疑問符を投げかけた瞬間、返ってきたものが、この絵本「かいとう あっというま」でした。
楽しい時間があっという間に過ぎてしまうのは、この大泥棒の仕業とのことです。
イントロが長くなってしまいましたがこの度、第10回フジテレビKIDS「be絵本大賞」で大賞をいただいた絵本は、このような経緯があって生まれた作品です。
最終選考委員は、秋元康さん、茂木健一郎さん、武田双雲さんの3名で、選評がとても嬉しかったです。
たくさんの子どもと元子どもたちに、この絵本『かいとう あっというま』を読んでもらえたらうれしいです。
出版はあくまで手段、世界中の人心に、あかりを灯すきっかけをつくりたい。
【後日談】
公募ガイド内「受賞のコトバ」に、第10回フジテレビKIDS be絵本大賞受賞のコメントを掲載していただきました。