絵本「かいとう あっという」を購入してくれた方たちから、感想がたくさん来るようになりました。
子どもたちだけでなく、大人も楽しめるし考えさせられるということです。「大人が子どもにも読み聞かせしたい絵本」そんな作品がつくりたかったので狙い通りかもしれませんv
とは言いつつ、子どもたちの反応も気になります。先日、母が5才の姪に「かいとう あっというま」を読み聞かせている姿を覗き見。
姪は普段から元気で、あまりおとなしくしているのを見たことなかったけれど、読み聞かせ中は、じっとして、食い入るように見ていました。
読み聞かせが終わった後、恐る恐る感想を聞くと「おもしろかった!!」と笑顔で答えてくれました。
一番おもしろかったところは、「かいとう あっというま」が捕まった後で、たくさんの人達が自由にしているシーンだったということを、夢中に話してくれました。
書店で売られていても、なかなか実感できなかった初めての絵本出版ですが、こうして読んだ感想を聞いてはじめて湧いてくるものなのですね。
さて、フジテレビKIDS be絵本大賞で「かいとう あっというま」を大賞に選んでいただいた方の選評、お二人目は茂木健一郎さんです。
【選評】 茂木 健一郎 氏
今年も本当にすばらしい作品がいっぱい集まりました。
この作品は、脳は、ほとんどの情報はイメージから受けとめているのですが、そのイメージの世界で、よく考えられた情報の伝え方をしています。このような作品は珍しいと思います。
キャラクターもかわいいですし、それと構図が、ちょうど脳に一番いいかたちで物語がストンとはいってくるような構図になっている。これは、まさに芸術ですよね。
作者の塚本(祐彩)さんは脳科学者じゃないと思いますが、脳科学者と同じくらい人間の脳のことをわかっていますね。本当にすばらしい作品でした。(出典・引用:be絵本大賞)
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