「本当にこんな願い、叶うんだろうか…」
ふとした瞬間に、そう思ってしまうことはありませんか？
でも、不思議なご縁や出来事が重なって、まるで奇跡のように願いが形になる瞬間も、人生にはたしかに訪れます。
そんな「奇跡のきっかけ」をやさしく引き寄せてくれるのが、龍体文字『を』といわれています。
今回は、灯り絵アーティストでライブ絵本作家・祐彩（ゆうせい）の視点から、龍体文字『を』が持つ“繋がり”と“奇跡”の力についてお届けします。
龍体文字『を』には、「人と人を繋ぐ」「出来事と出来事を結びつける」という働きがあります。
その見えない糸のようなエネルギーは、私たちの日常の中に静かに息づき、必要な出会いや出来事をそっと導いてくれるようです。
たとえば、行き詰まっていた人間関係が突然進展したり、思いがけない再会が人生の転機となったり…。
そんな奇跡のような出来事の背後に、『を』のエネルギーが作用していると感じることがあるかもしれません。
まるで天からの贈り物のように、あなたに必要な人・場所・タイミングを結び、やさしく背中を押してくれる──それが『を』という文字の持つ、柔らかくも力強い魅力です。
『を』のエネルギーは、奇跡だけでなく、心と体の癒しにも深く関わっているいわれます。
心が揺れやすいとき、体調が安定しないとき、どこか自分が「ずれている」と感じるときにも、この文字は優しく調和を取り戻す手助けをしてくれるようです。
僕自身、創作活動で心が張り詰めてしまった時などに、『を』を意識したり、深呼吸することで、自然とリズムが整い、感情の波が穏やかになる感じがします。
穏やかな心と健やかな体は、望む未来とつながるための「受信機」のようなもの。
『を』はその感度を高め、奇跡を受け取る準備を整えてくれるはずです。
静かな時間の中で、自分自身と向き合いたいとき。
『を』の文字を思い浮かべながら瞑想をしてみてください。
この文字のエネルギーは、深い集中と内省へと導いてくれるはずです。
日常の雑音をそっと遠ざけて、自分の内側にある光と向き合う手助けをしてくれます。
集中力が高まり、心が整っていくことで、ふとしたインスピレーションやひらめきが訪れることもあるかもしれません。
それもまた、小さな奇跡のカケラのようですね。
