僕たちは日々、さまざまな情報や他人の価値観に触れながら生きています。
ふとしたときに「自分は何をしたいのか分からない」「気持ちがブレてしまう」
そんなふうに感じたことはありませんか?
そんな揺らぎを整え、自分の中にある「真の意思」に戻るサポートをしてくれるのが、龍体文字『わ』です。
今回は、灯り絵アーティストでライブ絵本作家・祐彩(ゆうせい)の視点から、龍体文字『わ』ついてお話しします。
龍体文字『わ』は、大地のエネルギーを象徴する文字といわれます。
まるで土の上にしっかり立つように、心とからだを安定させてくれるようです。
この文字を意識することで、あなたの中に「自分はこれでいい」という確信が芽生えてくるかもしれません。
周りに流されるのではなく、自分の中心に戻る…そんな強さと静けさを宿しているようです。
特に『わ』は、「調和」や「輪」の象徴でもあります。
つまり、自分を大切にしながらも、周囲とのつながりをやさしく保つエネルギーを秘めています。
気持ちがフワフワしていたり、現実と向き合うのがしんどいと感じるとき。
そんなときは、龍体文字『わ』の力を借りて、グラウンディングを試してみましょう。
深呼吸をしながら、心の中で『わ』の文字を思い浮かべてください。ゆっくりと吐く息に意識を向け、大地とつながる感覚を味わいます。
僕は絵本や絵を描く際、気持ちがフワフワしていたら、庭に出て裸足になってこの方法を取り入れることがあります。
このグラウンディングの習慣は、龍体文字の有無にかかわらず自分らしくありたいと願うすべての人に、確かな軸を与えてくれます。
人間関係や仕事、日々の選択の中で「本当はこうしたかったのに」と思うことがありませんか?
それは、自分の意思と行動が一致していないサインかもしれません。
龍体文字『わ』は、そんなときこそ心強い味方です。
自分に正直であること、自分の気持ちを否定しないこと。その土台が整えば、自然と行動にも一貫性が生まれてきます。
自分のペースを取り戻しながらも、周囲との調和を大切にできる。
そんなバランス感覚を育ててくれるのが、この『わ』という文字の力なのかもしれませんね。