文化庁・文化芸術による子供の育成事業(芸術家授業)で、足立区弘道小学校に呼んでいただきました。この小学校は今年140周年展覧会があります。
1時間目は、1年生から6年生全校が体育館に集まり、『自分らしさを表現する楽しさ、人に喜んでもらえる嬉しさ』について講話させていただきました。
自分の好きなことや、得意なことをして、人が喜んでくれたらすごく嬉しいよね。ということを僕の生き方や今やっている活動を通しておはなし。
高学年はもちろん、低学年のみんなもしっかり聴いてくれて、笑うところは笑ってくれ僕も楽しかったです。
2,3時間目は6年生のワークショップ。秋に控えた展覧会で展示する作品づくりで、テーマは『校章こうしよう!』
学校創立140周年という記念すべき年にちなんで、各自がオリジナルの校章をデザインするワークショップを行いました。
デザインする上での約束は1つ、1時間目で話した「自分らしさ」を入れること。自分が想う学校を表現すること。
デザインワークショップの前に、祐彩流のデザインプロセスを、出演したテレビ番組を流して観てもらいました。
その影響もあってか、子どもたちはワーク開始と同時に、教室を飛び出し学校内を歩き回り、五感で感じた上で校章をデザイン。
この様子は後日、新聞にも掲載されました。
秋に行われる展覧会を観に行くのが、今から楽しみです。
【後日談】
9月に弘道小学校で行った芸術家授業。あれから数ヶ月後、展覧会開催のお手紙をいただき、観に行きました。
学校に入ると生徒たちが寄ってきれてくて、そのことが嬉しかった。
校章作品は、一人ひとり異なる画材で、それぞれのアイデアやモチーフを使い作られていて、その子ならではの表現ができてたと思います。
自分が6年間過ごした学校を1つのマークに表現する。それを展覧会という舞台を通して、家族や友だちに見てもらう。素敵な体験ができたのではないでしょうか。