昨年に続き、ジュニアリーダースーパー研修会の講師で呼んでいただきました。
今回は、まちづくりトラストの助成金を受けた事業を実施。僕の新作絵本の朗読、自分のまちについて考えるというワークショップ。
自分のいるコミュニティ(家族、学校、友人関係、街等)のよいと思うところ、そうでないところを皆で意見を出し合いアウトプット。
次に、各自が感じ考える自分のコミュニティを振り返りながら、絵本の1ページを描いてもらいました。理想の環境に身を置く自分は、そこで何を感じ、どんな表情で、何をしているのか。
子どもたちは皆、そんな素敵な未来を想像しながら、表現していました。
絵を描くタイミングは人それぞれ。最後まで描いていなかった子が残り10分くらいで、すごい集中力で描き始めたり、ずっと「特にないです・・」だった子が、発表の時に感動的なことをはなしたりと、子どもたちの無限の可能性とユニークさを、ワークショップではいつも感じます。
僕は頭で考えるより五感で感じることを大切にしているため、ワークショップやイベントでは必ずといっていいほど、音楽を取り入れます。
今回も、ライブ絵本メンバーのピアニスト赤坂さんに協力いただき、子どもたちの発表時には、その子の発表内容に合わせた音楽を演奏してもらいました。
自分だけのBGMが生演奏で流れながら、発表する体験はなかなか無いですよね。
今回、子どもたちが一生懸命描いてくれた理想のコミュニティについての意見と絵は、行政のまちづくり課へ提出します。
次世代の子どもたちの声が、未来のまちづくりに活かしてもらいたいと強く願っています。