「くつした宅急便」という音楽ユニットからオファーいただき、絵本『かいとうあっというま』がチャリティコンサートで上演されました。
コンサートは厳かな教会で行われました。
普段なかなか足を踏み入れない空間だけあって、自分の作品ながらいつもとは違う印象を持ちました。
バンジョー、アコーディオン、ピアノなどので絵本の世界観を音楽で広げて会場を包み込みます。朗読は
黒いマントに帽子をかぶった男の子。
今回の上演は行って知ったのですが、絵は投影されずに音楽と朗読だけで表現されるものでした。
それでも会場のお客さんたちは、途中途中で笑ったり、うなずいたりと、それぞれが想像して楽しんでいたようです。
これからも『かいとうあっというま』は絵本から飛び出して、たくさんの人の目と心に触れる存在になってもらいます。『怪盗』でなくなってしまうのが少し心配ですが…。