2024年のライブ絵本は、僕にとってとても特別な年になりました。
新しい仲間、新しい構成、そして何より、新しい物語。
今年は6公演。出会えた親子は1,500人を超え、それぞれの会場で、絵本を通して生まれる小さな奇跡をたくさん目撃しました。
そして、今年ラストの公演は日曜日。たくさんの応募の中から抽選で選ばれた方々だけが参加できる、特別な時間。
今回はまたさらにバージョンアップして拙著3作品「コロネのおしりはどっち?」「かいとう あっというま」「ハレとアメ きらきらあつめっこ」をライブ絵本にして上演しました。
歌手のLino☆さんが子どもたちを物語へ誘い、俳優のあかりさんが表現する絵本の世界で子どもたちと一緒にあそぶ。そして、美和さん率いるピアノと弦のアンサンブル。
音、言葉、身体、絵本のページ――
すべてがひとつになったとき、そこにあるのは「観る絵本」ではなく「体験する絵本」です。
作者である祐彩(ゆうせい)は何しているのかというと、子どもたちと一緒にぬりえをしたり、クイズで盛り上がったり。
いつも童心に帰って楽しんでいます^^
ライブ絵本は、毎回その時の子どもたちの雰囲気や状況に合わせて、少しずつ形を変えて進化しています。
演出が変わることもあれば、物語に新しい息吹が吹き込まれることもある。
子どもたちの反応も、その日ごとに違っていて、だからこそ、毎公演が“たった一度の本番”なんです。
次回は、小学校の周年イベントでのクローズド公演。
絵本を中心に、大人も子どもも、演者も観客も、それぞれの立場を超えてつながるライブ絵本という空間。
それは、“物語”というツールを通して、僕たちがもう一度、心をまっさらにできる時間でもあります。
これから出会う親子たち、こどもだった大人たち。そして、応援してくれている方たちへ。
また、どこかでこの遊べる絵本の世界で、お会いできることを楽しみにしています。
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