「もっと愛に満ちた毎日を送りたい」
「幸運を引き寄せる体質になりたい」
そんな願いを抱いている方におすすめしたいのが、龍体文字『やま』です。
『やま』は2つの龍体文字を組み合わせたもので、「愛の学び」という意味が込められています。
この文字のエネルギーは、あなたの中にある愛の力を引き出し、周囲に優しく広げていく流れをつくってくれます。
その循環は、やがて形を変えてあなたのもとへ還り、人生に豊かさや幸運をもたらしてくれるようです。
今回は、灯り絵アーティストでライブ絵本作家・祐彩(ゆうせい)の視点から、『やま』のエネルギーが生む愛と幸運の循環についてお話しします。
『やま』が教えてくれる最初のメッセージは、「愛は自分の中から始まる」ということです。
誰かにやさしくしたい、何かに手を差し伸べたい──
そんな思いが自然と湧いてくるとき、すでに愛のエネルギーはあなたの中で育っています。
『やま』は、その愛を周囲に向けて放つ後押しをしてくれる文字です。
しかもその愛は、「見返りを求めない、自然な思いやり」であることがポイントです。
まるで僕の絵本『ハレとアメのきらきらあつめっこ』の物語のようですね。
愛を与えることで生まれる循環は、単なる感情のやりとりではありません。
愛は、一方通行ではありません。
あなたが惜しみなく注いだ愛は、まわり回って、思いがけない形で戻ってくることがあります。
龍体文字『やま』のエネルギーに意識を向けると、日常の中でふとした嬉しい偶然に出会ったり、望んでいたチャンスが自然と引き寄せられたりと、幸運の流れが少しずつ生まれてきます。
もし今、「もっと運をよくしたい」と思っているなら、まずは「今の自分に何ができるか」を問いかけてみてください。
誰かへの小さなやさしさ、言葉がけ、感謝──
その一つひとつが、愛の循環をスタートさせる種になります。
龍体文字『やま』が持つもう一つの力は、「自分自身と向き合う」サポートです。
愛を与えるためには、まず自分の中にある愛を知り、自分自身を大切にすることが不可欠。
自分を理解し、受け入れることで、周りにも自然と愛を与えることができるようになります。
龍体文字『やま』のエネルギーは、あなたが自己理解を深め、自分自身の愛を引き出す手助けをしてくれるはずです。
ちなみに、自己愛を育むとは、自己中心的になることとは違います。
それは、自らを大切にし、自分の価値を認めた上で、他者にも同じように愛や思いやりを向けられるようになるプロセスのこと。
このプロセスを経ることで、あなたの愛はより純粋で力強いものとなり、その結果、愛の循環が一層豊かになるのです。
『やま』のもう一つの大切な側面は、「自己愛の育成」です。
他者に愛を注ぐためには、まずは自分自身の価値を受け入れ、大切にすることが必要です。
これは自己中心的になるということではなく、「自分を認めることで、他者にもやさしくなれる」という自然な流れです。
『やま』のエネルギーは、そんな自己理解をサポートし、自分に対するまなざしをやさしく整えてくれます。
僕が絵本や灯り絵を描く際も「自分の感性を信じる」ことが、創作の原動力になります。
その原動力があるからこそ、物語にも自然と愛が流れ込んでいくのではないかなと。
愛を循環させるには、まずは自分に優しくあること──
そのことを『やま』は静かに教えてくれているのかもしれませんね。