週末、ギャラクシティで2公演したライブ絵本は大盛況で終演。ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
新作ライブ絵本『ハレとアメのキラキラあつめっこ』は、日本人が長い間大切にしてきた精神や道徳心を、おもしろおかしい二人のキャラの物語を通して届けます。
老若男女、誰もが頭ではなく五感を通して心で感じながら、大切なことに気づいていくおはなしです。
プラネタリウムのドームで楽器隊が四方で弾くサラウンド演出(まるで四神相応)、大きな文化ホールでの表現など、僕らにとってチャレンジングなことが多い公演でしたが、今までで一番よい上演ができました。
今回のおはなし『きらきらあつめっこ』は、前作と異なり涙するおはなしではないのですが、感動して涙したお母さんたちもいたようです。
プラネタリウム上演後のサイン会の時、2歳の女の子が僕のところに来て絵本をじーっと見ていました。
すると僕のからだは自然と絵本を開き、その場で2歳の女の子のためだけに読み聞かせを始めたのです。
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途中で何度か物語について質問すると、女の子はちいさな指で絵を指す。
すごい集中力と真剣なまなざしで、最後まで立ったままで見入ってくれていました。
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からだ全身で夢中に絵本の世界に入っていた姿を前にした僕は、いつの間にかその子の世界の中に入っていたよう。
今回もこの2歳の女の子や、奈良から来てくれた方など、たくさんの人との出会いができてとても楽しかったです。
当日来場してくれたたくさんの皆さま、本当にありがとうございました。
僕たち出演者もハッピーな気持ちでおなかいっぱいな1日でした。
一緒に共有できたあの時間と空間を宝物に、次回もさらに心に響く上演をお贈りしますのでお楽しみに。