2020年03月05日
経験というたっぷりの栄養素
クリムト『ダナエ』の模写。
学生時代は西洋美術の油彩をパステルでどう表現できるか夢中でした。
デザイン専攻なのにひとり絵画に傾倒し、
美術や音楽、文芸、映画学科の授業ばかり受講。
模写に至ったのは、当時パリでの一人旅中、『クリムト&シーレ展』をやっていたから。
その時、ニースのシャガール美術館へも行き、
同じく『私と村』『ロシアとロバとその他のものに』を模写しました。
でもこの経験がイラストや絵本にもつながったのかもしれない。
絵本でも映画でもいろんな経験が、
その人間のアイデンティティと合わさり、
化学変化を起こしてうまれているのだと思います。
無駄な寄り道なんてないひとつもない。
一人前のクリエイターになるためにも、
たくさんの経験をして、心にたくさんの刺激と栄養を与えたいものです。
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