塚本ユージ（Yuji Tsukamoto 츠카모토 유지）

体感型コンテンツ『ライブ絵本』を通して、子どもたちが自身のまちについて考える。それをデータ化し行政へフィードバック。子どもたちの声を区のまちづくりに反映。

当事業は「公益信託あだちまちづくりトラスト」で採択され、助成金で行なう事業です。参加希望小学校での費用は一切かかりません。

目　的	ライブ絵本を体感することで、自身のまち（コミュニティ）について考え表現する場を提供。そこから出た子どもたちの声をまちづくりに反映。自分のまちに誇りや愛着を持ってもらう。

開催場所	足立区内の小学校（対象：全校、学年単位の学級活動及び道徳授業等）

内　容	絵本作家でデザイナーの塚本ユージが創作したコンテンツ『ライブ絵本』を軸にワークショップを行なう。ワークを通して、子どもたちは自分のまち（コミュニティ）について考え、表現し、理想のまちを思い描く。そこで得た子どもたちの町に対する声を、行政へフィードバック。今後の足立区のまちづくりに、子どもたちの声を反映してもらう。

期待される効果	・自分のコミュニティについて考える機会・まち（コミュニティ）に対する愛着や誇りを持ってもらうきっかけ・子どもたちの思い描いたまちが将来実現・成人後の定住率のアップ

【学校側で用意いただきたいもの】
プロジェクター、マイク、譜面台、ピアノ及び体育館等の場所の提供

モーション絵本に合わせて生の朗読と音楽で表現する体感型の新しいコンテンツ。主人公の気持ちを五感で感じる、じぶんの心、そして他者を振り返るきっかけに。

▲全校生徒対象の場合、体育館での上演

▲朗読と生演奏で普段の授業では難しい体験をつくります

▲エンドロールに流れる主題歌は歌手のライブ

▲出演者たちが生徒たちを見送ります

上映時間１８分（絵本１１分３０秒＋エンディング主題歌6分３０秒）

出演：朗読２名、ピアニスト１名、弦楽器３−４名、指揮者1名、歌手１名

おはなしの流れ

【イントロダクション】
どうして海はしょっぱいのだろう。
それはみんなの涙と関係がしているのかもしれない。

どうして僕だけいじめられないといけないの… 自分が生きるコミュニティから逃げ出したい僕が一粒の涙を流すシーンからおはなしは始まる。

眠れない夜に現れた「生まれる前の子ども」と名乗る精霊に、あなたの物語を教えて欲しいと、夜空へ連れ出される。

僕と精霊は空を飛ぶ。月の上に座り話をする僕と精霊。この世界はどうして悲しいことがあるのか等、精霊の質問に応える僕。

話の途中で精霊は光を出し、僕を包み込む。僕の中から今まで抑えていた気持ちがあふれだす。

毎日を共に過ごすいじめっこたちの影が現れ追いかけられる僕。叫んだ瞬間、光は割れ、僕と精霊は地面に真っ逆さま。

落ちたところは不思議な世界。精霊は僕を助けた代わりにケガをした。僕は精霊の痛みを知りたくても知ることができず悔しくなる。

最後の場所と精霊に案内された場所は「思い出の生きる場所」そこには僕の生まれる前の様子が…

僕の生きる世界では家族も友だちも冷たい。とふてくされる僕は突然「ぼくの生まれてからの物語」を知る。

精霊は消えかけながら、僕に語りかける。「あなたがこの世界に生まれた日、たくさん注がれた愛情、そしてあなたが守らなければいけない人がいることを忘れないで。」と。

精霊と過ごした時間は夢だったのか。僕はひとり部屋にいた。僕はこの世界でひとりじゃない、僕だけの物語があるということに気づく。

エンドロールに流れる主題歌までがこの物語。親子で青空の下、絵を描く映像と共にひとりひとりが大切な命、この世界の主人公であることを、歌手の歌と共に伝える。

※ワーク時間によってコメントのみの場合や、
別の表現にする場合があります。

にぎやかで思いやりのある町で
障害のある人、子供からお年寄りまで
快適に買い物することができます。

「おはよう」
挨拶があって人が人のためにしている町。

人がルールを守ればみんな安全なんだ
人も植物も笑顔になれる
1人がみんなのためにいしきしよう

「おはようございます」
「おはよう、気をつけて」
「嬉しい」

地域の人がみんな笑顔になるホテルで、
私はホテルのオーナーをしています。

動物や人間もすべてが過ごしやすいまち

	費用はかかりますか？
	当事業は「公益信託あだちまちづくりトラスト」で採択され、助成金で行なう事業ですので、費用は一切かかりません。

	申し込み条件はありますか？
	足立区内の小学校であれば、その他の条件はございません。

	参加人数はどのくらいまで可能でしょうか？
	学年単位から全学年（5、600名程度）の対応が可能です。全校生徒の場合は体育館など広い場所で、学年単位の場合は、体育館または多目的ルームで行うなど、学校側で用意できる場所で上演いたします。

	時間はどのくらいかかりますか？
	最短1時限分（45分）〜可能です。ライブ絵本の上演時間は20分ですので、残りは子どもたちワークショップとなります。時間が多ければ子どもたちの考え表現する時間に充てます。

	学校側で用意するものや手伝いは必要ですか？
	場所とプロジェクター、譜面台、マイクをお貸しいただければ、その他のものはこちらで準備いたします。また手伝いのスタッフもこちらから行きますので、先生方もライブ絵本をご観覧ください。

	父兄や地域の人に観に来てもらうことは可能ですか？
	もちろん可能です。道徳公開授業として体育館で全校生徒と保護者、地域関係者の方々にご来場いただいた実績もあります。

疑問・質問または、
上演希望などお気軽にお問い合わせください。