ローソンチケット10月号「大槻ケンヂさんのインドカレーの幻想」コーナーで、
カットイラストを担当。
今までは食べ物イラストが多かった中、今回はインドにまつわるイラスト。
そうなればインド人はもちろん、シタールにガネーシャ・・・と、
事前調査・インド空想の旅をしてからのイラスト制作。

中でもガネーシャは面白かった。
ヒンドゥー教の神さまで、描いていてわかったけれど、
とにかく不思議で、デザイン的に興味深い造形でした。

また、ストーリーも調べたら面白く、
ガネーシャは母になる人が体を洗って出た汚れを集めて人形にし、それに息を吹き込んだ。
ある日、母の入浴の見張りをしていたガネーシャのところに父が帰ってきたが、
入室を拒んで父に首を切り落とされてしまいます。
その後、父はガネーシャが自分の子と知り、切った首を探す旅に出るが見つからず、
象の首を切ってガネーシャに取り付けた。
と、こんな物語があるようです。

他にも片方の牙が欠けていたり、
腕が４本あったりと気になる所満載のインドの神さま。
進んでこのモチーフを描くことはなかったかもしれないので、
よい機会と出会えました。