友人の結婚式でウェルカムボードを描かせてもらいました。
彼とは大学で出会い、たくさん遊んでたくさん悩んだ仲間で、
当時いた大学を辞め、
一緒に受験をして自分たちが本当にやりたい道を選んだいわば戦友。

僕は絵の道へ。
彼は文の道へ。

彼は日芸に入ってから文芸漬けの毎日になり、
たくさんの文章を書いていました。
僕に関しては今でこそ、絵をやっていますが、
当時はバンド活動にのめり込み、
デザインの勉強はほとんどやっていませんでした。

そんな彼とは日芸に入る前から
いつか彼の書いた物語に、
僕の挿絵をつけようと話をしていたけれど、それはまだ実現していません。
そんなことよりも、もっとすごいことが叶ってしまった。
それは、ウェルカムボードとして彼の幸せな物語の表紙を描いたこと。
想像以上の夢を僕らは実現したのかもしれない。

大学を出てずいぶん時間が経ったけれど、
彼の笑顔は当時とまったく変わらず、
僕自身、すごく嬉しかった。

幸せになれよっ！