2018年05月16日
公募ガイド「受賞のコトバ」に掲載
今月号(6月)の公募ガイド内「受賞のコトバ」に、
第10回フジテレビKIDS be絵本大賞受賞のコメントを掲載していただきました。
今回の絵本「かいとう あっというま」が、
うまれた経緯を主にお話しました。
大学卒業後、フリーターをしながらミュージシャンを目指していた話からはじまり、
結婚と就職、そして子どもの誕生と独立。
寄り道だらけだったけれど、
これらの経験がなかったら、「かいとう あっというま」は
うまれて来なかったかもしれません。
絵本に限らず、音楽も美術も文芸も、
作品は作者自身だとよく思っていましたが、
本当にそうだと我ながら実感しています。
作者の経験と感性と表現が絶妙なタイミングで合わさってできあがる。
だから、これだけたくさんの作品が世の中にあっても、
オリジナルなものが溢れているのかもしれない。
話が寄り道してしまいましたが、
寄り道って生きていく上で、
時には大切なことなのかもしれない。
それを意味あるものにも、そうでないものにできる。
自分をどうデザインするかというワケです。
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